YouTubeのタイトルは100文字書けるが、切れるのは文字数ではなく幅
公開 2026年9月7日
結論
タイトルは100文字書けますが、一覧では途中で切られます。
ただし何文字目で切れるかは、YouTubeが公表していません。 切り詰めは文字数ではなく表示幅で決まるため、同じ文字数でも 幅の広い文字が多いと早く切れます。端末や画面幅でも変わります。
実務上の目安としては先頭60文字前後ですが、これは公表値ではなく観測値です。
| 項目 | 技術的な上限 | 実務的な目安 | 理由 |
|---|---|---|---|
| タイトル | 100文字(公式) | 60文字前後(目安) | 何文字目で切れるかは非公表。幅で決まる |
| サムネイル | 16:9(最小幅640px) | 同じ | 公式の推奨は3840×2160。1280×720は従来の目安 |
| 概要欄 | 5000文字 | 先頭2〜3行 | それ以降は「もっと見る」に折りたたまれる |
文字数はSNS文字数カウンターで確認できます。
タイトル:先頭60文字前後を設計の基準にする
100文字という上限は、書ける長さであって読まれる長さではありません。
検索結果、関連動画、ホーム画面のどこで表示されても、おおむね60文字前後で 「…」に切られます。表示幅は端末によって変わるので、60は保証値ではなく目安です。
先頭に置くもの、後ろに回すもの
| 先頭60文字に入れる | 後ろに回す |
|---|---|
| 何の動画か | シリーズ名・第N回 |
| 誰向けか | チャンネル名 |
| 一番の見どころ | 補足・年号・記号の装飾 |
よくある失敗が、シリーズ名を先頭に置くことです。
✗ 【毎日ごはん#42】5分でできる作り置き|鶏むね肉のさっぱり煮
✓ 5分でできる鶏むね肉のさっぱり煮|作り置き【毎日ごはん#42】
前者は先頭が固定文字列で埋まり、切られたときに何の動画か分かりません。
記号と絵文字
【】 や | は1文字として数えられます。装飾を増やすほど本文に使える文字が減ります。
絵文字も同様で、見た目は1文字ですが内部的には複数文字として扱われる場合があります。
媒体ごとの数え方の違いはSNSの文字数はなぜ媒体ごとに合わないのかで 説明しています。
サムネイル:16:9 と、隠れる場所
比率は16:9、最小幅は640px。 これより小さい画像は拡大されてぼやけます。 YouTubeヘルプが現在推奨している解像度は 3840×2160 で、 従来の目安だった1280×720より大きくなっています(比率は同じです)。 文字を入れているなら特に致命的で、読めなくなります。
大きいぶんには問題ありません。縮小はきれいに処理されます。
何が上に重なるか
サムネイルは「そのまま表示される」わけではありません。
| 位置 | 何が重なるか |
|---|---|
| 右下 | 再生時間のバッジ(12:34 のような表示) |
| 下端 | 視聴途中の動画では赤い進捗バー |
| 左下(一部の表示) | チャンネルのアイコン |
右下と下端には、重要な文字や顔を置かないでください。 中央〜左上に寄せるのが安全です。
実際にどこが切れるか・隠れるかを画像に重ねて確認したい場合は SNS画像の見切れプレビューが使えます。 画像はアップロードされず、ブラウザの中だけで処理されます。
概要欄:先頭2〜3行が本体
概要欄は5000文字書けますが、初期表示されるのは先頭2〜3行だけです。 それ以降は「もっと見る」を押さないと表示されません。
- 先頭2〜3行: 動画の要約、一番押したいリンク
- それ以降: タイムスタンプ、関連リンク、ハッシュタグ、定型文
タイトルと同じ構造で、制約のきついところを設計の基準にするという考え方です。 複数SNSに同じ文章を出す場合の設計は 先頭125文字で決まる文字数設計にまとめました。
まとめ
作るときの順序はこれです。
- タイトルの先頭60文字前後で何の動画か分かるようにする
- サムネイルを 16:9 で、できるだけ大きく作る(最小幅640px)
- サムネイルの右下と下端を空ける
- 概要欄の先頭2〜3行に要約と主要リンクを置く
いずれも「上限まで使う」のではなく「最初に見える範囲で成立させる」という同じ考え方です。